バレエを辿る
現在も日本では習い事として盛んなバレエですが、いつからバレエがあるのでしょう??
バレエがいつ、どこで生まれたのか少し解説したいと思います♪
バレエは15世紀 ~17世紀イタリアで発祥し、
17世紀 – 18世紀フランスへ渡り、
18世紀から19世紀ロシアで芸術性が磨かれました。
最初にイタリアの貴族階級の間で広まり、社交の一つとして、また、エンターテインメントとして人気でした。
フランスに伝わった後、王室や貴族の間で発展し、衣装やバレエ用語や基本的なポジションが生まれました。(バレエのポジションなどはフランス語です)ルイ14世はバレエを愛し、自身もバレエを踊りました。「バレエの王」としても知られています。しかも!彼はバレエの振付師としても活躍していたのです。
ロシアに渡った後もバレエはロシアの貴族や宮廷でバレエが愛され、ロシアで独自の発展を遂げました。
ロシア宮廷バレエが盛んだった帝国時代
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「白鳥の湖」や「ジゼル」が生まれたロマンティック時代(この時代の衣装は白くてロングの衣装が特徴)
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技巧的な振付と美しいコスチューム(衣装は短いチュチュ)が生み出され、「くるみ割り人形」や「眠れる森の美女」などの作品が制作された、クラシック主義の時代。
そんな中設立された世界的に有名なバレエ団であるボリショイ・バレエ(モスクワ)とマリインスキー・バレエ(サンクトペテルブルク)が存在します。これらのバレエ団は世界最高峰のバレエ団であり、現在も多くのスターを生み出しています。
発祥が上流階級だったことも有り、バレエのポジションにはきらびやかに飾ったアクセサリーを魅せるポーズや、上を見る、というポジションが多く存在します。このためバレエは敷居が高い、と思われがちですが、バレエの動きは誰でもできますし、誰が行っても美しくなれるのです♪
ただ、、、その動きは楽なものではありません。
特に初級は体の芯を作らなくてはならないので腹筋、背筋をたくさん沢山使います!!ロシアのバレエは上半身を揺るがないものにする事。最初は表現力も何も求められず、ひたすら筋力エクササイズのようなものです。
私のレッスンでは季節に合ったアロマや生徒様からのリクエストに応じた香りをディフューザーで炊き、その中でバレエのレッスンをしていきます。さらに、クラシック音楽の中で体を動かしていくのでメンタル的にもリラックス、リフレッシュの効果があります。動き自体は楽ではありませんが、脳を刺激してリラックスさせることで体を動かしやすくなります。
そして音楽もゆっくりなテンポで行うので早くてついていけない、ポジションがわからないまま進んでしまう・・・なんてことがありません。姿勢を良くするためだけに通われている方もいらっしゃいます★多くの方がバレエに携わって知識と美を深めていって下さればうれしいです。
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