2023年08月18日

バレエを始める前に知っておきたい基本事項とは?詳しくご紹介!

バレエの優雅な舞台で踊る姿に憧れる方は少なくありません。その美しい世界に足を踏み入れる前に、バレエには独自のルールや技術、歴史的背景が存在します。初心者がバレエを始める際には、これらの基本事項を知っておくことが大切です。そこで今回は、バレエを始める前に知っておきたい重要な基本事項についてご紹介します。

1.バレエの基本知識

バレエは古典的な舞台芸術であり、華麗な舞台衣装と優雅な動きが特徴的です。その歴史やスタイル、ジャンルについて理解しておくことは、バレエを学ぶ際に役立ちます。主な基本知識は以下の5つです。

1-1.バレエの歴史と起源

バレエはルネサンス期(14〜16世紀)にイタリアで誕生したといわれています。その後、西ヨーロッパへと徐々に広がっていき、16世紀後半ごろにフランスで文化がしっかりと根付くようになりました。

1-2.バレエのスタイルとジャンル

バレエにはいくつかのスタイルやジャンルがあります。古典バレエは『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』などの有名な作品で知られます。また、現代バレエはより抽象的で実験的な動きを特徴とし、新しい作品が生み出されているのです。他にもネオクラシカルバレエやコンテンポラリーバレエなどがあります。

1-3.バレエの動きと技術

バレエは優雅で流れるような動きが特徴的です。ポアント(足先立ち)やピルエット(回転)、グランジュテ(大ジャンプ)など、独特のテクニックがあります。これらの動きを正確に習得するためには、長い練習と体力、柔軟性が必要です。

1-4.バレエ用語

バレエにはフランス語由来の多くの専門用語があります。アティテュード、アラベスク、プリエなど、基本的なポーズや動きに特有の呼称があります。これらの用語を理解し、正確に使いこなすことがバレエの習得に欠かせません。

1-5.バレエの舞台衣装と道具

バレエは美しい舞台衣装や道具を使用して演じられます。チュチュ(スカート)、ポアントシューズ(足先立ち用の靴)、リボンなどがバレエの舞台でよく見られるアイテムです。

2.バレエの姿勢と基本ポーズ

バレエの姿勢と基本ポーズは、バレエダンサーにとって非常に重要な要素です。正しい姿勢やポーズを身につけることで、美しさと優雅さを表現できます。以下では、バレエの姿勢と基本ポーズについて詳しく説明します

2-1.バレエの姿勢(バランスポジション)

バレエの基本姿勢は「バランスポジション」と呼ばれます。この姿勢は、バレエのほとんどの動きの出発点となります。一般的なバランスポジションですが、まずは足を開いて立ちましょう。かかとは閉じていない状態で、内股(かかとを内側に向けること)をせずに自然な位置を保ちましょう。

このとき足先は外向きに向けられていますが、膝と腰は前に向けられています。つまり、足の向きと体の向きが異なった状態です。足は肩幅よりも広めに開きます。腕は体の前で丸めるようにして、指先は綺麗に開きましょう。背中はまっすぐ伸ばし、お尻を引き締め、腹筋を緊張させます。頭は軽く持ち上げて、目線は前方に向けます。

2-2.バレエの基本ポーズ

バレエの基本ポーズには、さまざまな種類があります。プリエ(Plié)は、足を開いて立ち、膝を曲げる動作です。ダンスのステップやジャンプの準備に使われることがあります。タンデュ(Tendu)は、足を前や横に滑らせる動作です。足の裏を地面にしっかりとつけることが重要になります。アラベスク(Arabesque)は、片足で立ちもう一方の足を後ろに伸ばした姿勢のことで、バレエの代表的なポーズの一つです。アティテュード(Attitude)は片足で立ち、もう一方の足を曲げて外側に開いた姿勢で、バレエの演目でよく見られるポーズの一つです。

3.初めてのバレエレッスンの準備

初めてのバレエレッスンに向けての準備は、楽しくスムーズにレッスンを受けるために重要です。以下の6つが初めてのバレエレッスンの準備のポイントになります。

3-1.適切な服装と靴の用意

バレエレッスンでは、体のラインや姿勢が重要なので、適切な服装を着用しましょう。バレエレオタード(レオタード)は体のラインが見えやすく、動きやすい服装です。タイツにスカートを重ねることもありますが、スカートは動きを邪魔しない程度のものが望ましいものです。初心者はバレエフラット(平足)シューズを選びましょう。

3-2.レッスン前のストレッチとウォームアップ

レッスン前に軽いストレッチやウォームアップを行うことで、体をほぐし、怪我の予防に役立ちます。体全体を温める軽い有酸素運動や、足首や足の指をほぐす動きなどを行いましょう。スタジオまで歩いてくるとそれだけでウォームアップ完了です!

3-3.水とタオルを持参

レッスン中に水分補給ができるように、水筒を持参しましょう。また、レッスン後に汗を拭くためのタオルも必要です。

3-4.レッスン前の心構え

初めてのレッスンは緊張するかもしれませんが、リラックスして楽しむことが大切です。間違いを恐れず、先生の指導をよく聞いて、ポーズやステップを真剣に学びましょう。周りの生徒と比較することなく、自分の成長に集中することが大切です。

3-5.ポニーテールやバンダナの準備

髪をまとめることで、顔が隠れることなく動きやすくなります。長髪の場合は、ポニーテールやバンダナで髪をしっかりまとめましょう。

3-6.練習前の事前確認

レッスン時間や場所、持ち物など、事前にレッスンの詳細を確認しておきましょう。また、初心者向けのクラスを選ぶことで、基本的な動きから学べます。

4.まとめ

バレエの魅力的な世界への第一歩を踏み出す前に、しっかりと準備をしてレッスンを楽しむことが大切です。適切な服装と靴を用意し、レッスン前にはストレッチとウォームアップを行いましょう。心構えも忘れずに、初心者の身だからこそ恐れずにチャレンジしてください。

「KAKOバレエストレッチ」は、辻堂公民館や青少年会館にてバレエなどのエクササイズレッスンをおこなっているスクールです。初心者の方におすすめとなる超入門レベルのバレエレッスンを実施しておりますので、年齢問わずこれからバレエを始めたいという方を大歓迎しています。オンラインでの受講も可能ですので、お近くにお住まいでないという方も、お気軽にご参加ください。お問い合わせをお待ちしております。